実はタバコより危険!?歯磨きを怠ると死ぬことが判明

ちゃんと綺麗に歯を磨けていますか?

ちゃんと綺麗に
正しい歯磨きの仕方を知っている人はどれくらい居るでしょうか。
自分では綺麗に磨いたつもりでも、実はよく見てみると歯垢(プラーク)が残っていることがあります。
見える部分だけを綺麗にしても、それは「ちゃんと磨いた」ことにはなっていないのです。
あなたは、本当に毎日「ちゃんと、綺麗に」歯を磨いていますか?

歯磨きを怠ると心臓病のリスクが約2倍に!

歯磨きを怠ると
イギリスで行われた調査によると、1日に2回歯磨きをする人に比べて、1日1回の人は1.3倍、歯磨きをしない人では1.7倍も心臓病に罹患するリスクが高くなっていたのです。
また、頭頸部がんや食道がんになるリスクも、歯磨きをしない人では1日1回歯磨きをする人に比べて1.8倍も高くなったという研究結果も出ており、これは喫煙や飲酒などの悪しき生活習慣による発がんリスクを上回るものです。

歯磨きが健康を左右する理由

歯磨きが健康
歯磨きと心臓病。一見何の関係もなさそうなのに、どうして歯磨きによって罹患リスクが変動するのでしょうか。
その理由は、歯磨きを怠ったことにより口内で増殖した歯周病菌が飲食によって体内に入り、血液に乗って心臓にまで運ばれるから。
歯周病のある人では、心臓病だけでなく、腎臓がん・血液がん・肺がんなどのリスクも大幅に上昇します。

歯を磨かなかったことが、あなたを死に至らしめる可能性があるのです。
歯周病菌を取り除いて、健康でいるためにはどんな歯磨きをすればいいのでしょうか。

正しい磨き方で歯を磨こう

正しい磨き方
私は毎食後に歯を磨いているから大丈夫!なんて思っていても、自己流の歯磨きでは歯周病菌の温床・プラークを取り除ききれていないかもしれません。
心臓病やがんを避けるべく、正しい歯磨きの方法をおさらいしておきましょう。

①歯ブラシは軽くあてる

磨いている気がしないからと言って、歯ブラシの毛が広がるほど力を入れて磨いている人はいませんか?
力を入れて磨いても、プラークがよく取れるというわけではなく、むしろ歯の表面を傷つけてしまいかねないので今すぐやめましょう。

②歯ブラシを小刻みに動かす

全体を一気にざっくり磨くのではなく、歯ブラシを小刻みに動かしながら1、2本ずつ丁寧に磨きましょう。
面倒臭がらず小刻みに磨いていったほうが、結果的に早くプラークを取り除くことができます。

③歯と歯茎の間を念入りに

歯と歯茎の間は歯周ポケットと呼ばれ、気を付けて磨かないとプラークがたまってしまいがちな場所です。
また歯と歯の間や、歯が重なっている場所などもプラークが残りやすいので、鏡を見ながら特に念入りに磨きましょう。

④寝る前のケアが最重要

寝ている間は唾液の分泌が減るため、歯周病菌が増殖しやすくなります。
そのため、寝る前に如何に歯を綺麗にできるかが重要。寝る前はいつも以上に気合を入れて磨きましょう。

⑤歯ブラシ以外のグッズも活用

プラークを除去するのに歯ブラシだけではどうしても取り切れない場所が出てきます。
そんな時には、デンタルフロスマウスウォッシュも併用してみましょう。併用することで、それぞれ単体で使うよりも相乗効果が期待できます。

食べるタイミングも重要

女性
歯周病菌のエサは、あなたが口に入れた糖分です。
甘いものを頻繁に食べると、口内環境が酸性に傾いている時間が長くなり、歯周病菌が増殖しやすくなります。
おやつは時間を決めて食べ、だらだら食べ続けないようにすることも有効な歯周病対策の一つです。
口寂しくなったときは、キシリトールガムを食べれば一石二鳥ですね。

まとめ

まとめ
いかがでしたか?
雑な歯磨きは積もり積もってあなたの寿命すら左右する可能性があるのです。
正しい歯磨きを身に着けて、毎日綺麗に歯を磨き、健康で長生きしたいものですね。

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