女性に嬉しい☆ココナッツオイルの効能
最近話題のココナッツオイル。ネットではもちろん、ニュース番組でも特集が組まれ、一気にトレンド食品に上り詰めました。輸入食品のお店に行けば、必ず売れ筋ブースに置いてありますよね！
そんなココナッツオイルの効能を以下にまとめてみました。
1.ダイエット効果
ココナッツオイルには「中鎖脂肪酸」という種類の脂肪酸が多く含まれています。これはエネルギーとして燃焼されやすく、体に溜まりにくい脂肪です。さらに、ココナッツオイルには「ケトン体」という甲状腺機能をアップさせ、代謝を促進する栄養素まで含まれています。燃焼されやすい脂肪と代謝を促進する栄養素のダブル効果により、ココナッツオイルは『食べても太らない油』という夢のような食べ物であると言えます！
2.便秘解消
ココナッツオイルが小腸にある腸絨毛に浸透し、腸の中の食品添加物などの化合物の汚れを掃除してくれます。すると、小腸が正常に動き出し、便秘解消へとつながるのです。
3.免疫力を高める
ココナッツオイルには「ラウリン酸」という成分が含まれています。この「ラウリン酸」、なんと母乳にも含まれている成分で、免疫力を高めてくれる栄養素なのです。忙しい日々の中で「風邪なんて引いてられない…」と思う女性も多いはず。ココナッツオイルをおいしく食べて健康維持が出来るのなんてとても手軽で嬉しいですよね！
4.美白・抗シワ効果
ココナッツオイルに含まれる「トコトリエノール」は『スーパービタミンE』とも呼ばれている強力な『抗酸化作用』を持つ栄養素です。シワ・たるみなどのお肌のトラブルの解消や美白にとても効果の高い栄養素として注目されています。
４つとも女性に嬉しい効能ですね！ココナッツオイルは『美』と『健康』を同時に叶えてくれるスーパーフードなのです。
しかし、これがまたなぜ突然流行りだしたのでしょうか。名前の南国感からパンケーキと同様に「またハワイ経由で流行りだしたのか」と勝手に考えていたのですが、どうやら私の予想は外れていたようです。
食べればミランダ・カーになれる
そう、あの誰もが憧れる超セクシースレンダーボディを誇るオーストラリア出身のモデル、ミランダ・カーがココナッツオイルを愛用しているというではありませんか！！
ミランダは「ココナッツオイルがないと生きていけないわ！」というほどにココナッツオイルラバーなんだとか。ココナッツオイルを料理に使ったり、サラダにかけたり、さらには緑茶に入れて飲んでいたりして、毎日大さじ4杯ほどのココナッツオイルをを摂取しているそうです。
さすが、みんなの憧れ ミランダ・カー。彼女のスタイルに憧れる日本女性がこぞってココナッツオイルを求めているのです。これを食べればセクシー＆スレンダーボディを手に入れられるかもしれない。筆者もこの『美』のブームに乗るべく、ココナッツオイルを購入。毎日摂取し続けました。
しかし、これがどうも飽きるのです。
一番手軽に続けられる「コーヒーに入れて飲む」というレシピの一辺倒の味だけだとさすがに苦しいものがありました。
「もっとココナッツオイルをおいしく楽しく摂取できないものか…」
そう考えた筆者は、あらゆるものにココナッツオイルをかけることを決意。
題して、『ココナッツオイルローラー作戦』をスタートさせました！
とりあえず、手当たり次第にかけてみた
まず、最初に告白します。筆者はあまりココナッツが得意ではありませんでした。なぜなら、ココナッツ製品には頭痛がするほどの甘さのものが多いという印象を勝手に持っていたからです。
しかし、そんな方でもココナッツオイルなら大丈夫。なぜなら、ココナッツオイルはココナッツの香りがするのみで、甘味料は含まれていないのです。だからミランダもサラダにかけて食べたり、料理に使ったりできたのですね。
今回私が購入したココナッツオイルはこちらの
凝固点が23℃以下であるため、まだ肌寒かったこの日は白くドロドロとした状態でした。スプーンですくうとあたり一面に広がるココナッツの香り。
食べてみたい…！！というわけで、さっそく一口いただいてみました。
感想：ココナッツの風味はものすごく強いが、無味。
いわゆる、オイルです。全く甘くないため、何にでもかけられそうだと感じました。
さて、ここからが本番です。
お待たせしました。ここから、色々なものにココナッツオイルをかけていきます。
まずは、定番のパンから試してみました。
感想：ココナッツの香りがついた無塩バター
トーストしてないロールパンと合わせたところ何か惜しい感じがしたので、ここにメープルシロップをかけてみたところ、これがなかなかおいしかったです。味気ないロールパンがココナッツとメープルシロップがほんのり香る高級感漂うパンへと変化しました！
次に冷蔵庫を漁って出てきたのはこれ。
先日なんとなくコンビニで買ってしまったマネケンのワッフルです。少しトーストして、ココナッツオイルをかけていただきます。
感想：ワッフルの甘さとココナッツの甘い香りがベストマッチ！美味！！
ワッフルのサクサクの食感と甘さ、そしてココナッツオイルの甘い香りが本当によく合います。ワッフルがプレーン味からココナッツ味へとグレードアップ。トーストしたことで周りについて砂糖が少し溶け、ココナッツオイルと上手く混ざりあってくれました。これはお手軽にココナッツオイルのおいしさを楽しめます。お試しあれ！
どんどん行きましょう。続いてはこちら。
３つ目にして早くもキワモノの登場、納豆です。何はともあれ、混ぜてみましょう。
ココナッツオイルの塊が残りました。心なしかいつもよりツヤのある納豆に仕上がった気がします。食べたくない。が、決死の覚悟で一口…
感想：まったりしていてどこかクリーミー…。あれ…？！おいしい！！
まさか納豆が大穴だとは…これは本当に驚きでした。ココナッツオイルを混ぜることで、納豆によりコクが出て、クリーミーな納豆に仕上がりました。和食との相性は一見悪そうに思えますが、味噌など元々香りの強い食材と混ぜると化学反応で美味しく感じるようです！不思議！
試すな危険
今回試してパッとしなかったものも一応ご紹介しておきます。
納豆の次につながりでこれも！と思い試してみたのがこちら。
豆腐です。ココナッツオイルを乗せると、冷えてカッチカチに固まってしまいました。伸ばすことは不可能なので、こちらに醤油をかけていただきます。
感想：無い方がおいしい。
ココナッツオイルと醤油の相性はまずまずですが、冷たい豆腐との組み合わせはあまりお勧めできません。口の中で豆腐と溶けたココナッツオイルが全く絡み合うことなく存在し続けます。ちなみに、この何とも言えない味をどうにかパッと出来ないかと思い、試しにレンジでチンしたところ、温めた豆腐との相性もパッとしませんでした。残念。
そして、今回私を一番苦しめたのはこちらです。
たまたま机の上にあった「もみじまんじゅう チョコ味」。
甘くてふわふわな「もみじまんじゅう」ならココナッツオイルとの相性も抜群なはず！と自信満々で口に放り込みました。
感想：油
『甘くてふわふわなもみじまんじゅう』が『油に浸したココナッツ味の甘い何かしら』と化しました。これは革命的にマズい。口の中でココナッツオイルが融解した瞬間に負けを確信しました。チョコレートの油分とココナッツオイルの油分が合わさった結果、もう『油』でしかありません。さらに、ココナッツの香りが強すぎて、もう何がなんやら。ココナッツオイルはこのような完成されたお菓子と合わせることには向いていないようです。
検証結果
体を張って試した結果、ココナッツオイルに合うもの・合わないものの仮説を立てることが出来ました。
＜合うもの＞
・納豆・味噌などの香りの強いもの
・食感のあるもので、油との相性が良いもの
＜合わないもの＞
・水分の多いもの
・香料が強いもの
・油を吸いやすいお菓子
・チョコやカスタードなどのクリームが入ったお菓子
ココナッツオイルをかける、レシピを考案する際にぜひ参考にしてみてください。
もったいないから顔に塗ってみた
ココナッツオイルをおいしく食べる方法を見つけることは出来たのですが、筆者の手元には大量のココナッツオイルが残っています。正直、こんなにたくさん食べれません。どうしよう…と途方に暮れていた筆者のもとにこんな情報が転がり込んできました。
“顔に塗るとお肌がきれいになるらしいよ”
女子としてこれは試すしか。というわけで、さっそくココナッツオイルパックを試してみました。
結果：絵面はともかく、カサカサだったお肌にこころなしか潤いが戻ってきた
スプーン2杯分のココナッツオイルを手に取り、そのまま肌に塗って5分ほどほったらかしにした後にお湯で洗い流しただけですが、カサカサだった私の肌がモチモチになりました。絵面的には顔中テカテカかつベタベタになりますが、このココナッツオイルパックはかなり効果的。あとで詳しく調べてみたところ、ココナッツオイルは化粧水や乳液に混ぜで使ったり、少量のはちみつを混ぜてパックをしたり、メイク落としにまで使えたり、とお肌にとっても大変優秀なオイルであることが分かりました。お口に合わなかった方や食べきれないと感じた方はお肌のお手入れに取り入れていくのもいいかもしれません。
ミランダ・カーと瓜二つになるという夢の実現にはまだまだ時間がかかりそうですが、食とお肌のお手入れにココナッツオイルを取り入れつつ、自分磨きを頑張っていこうと思います。みなさんも上手にココナッツオイルを摂取し続けるために、色々と試して自分に合った方法を見つけてみて下さいね！
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