私たちの生活に欠かせない存在となっている車、みなさん日ごろからメンテナンスをしていますか?ふとバンパーやドアを見たら、小さな傷があり、落ち込んだことのありませんか?修理するお金がもったいなくて泣き寝入りしている人も多いはず。
しかし、今は便利な修理グッズもたくさん出ているので、自分でカンタンに車の傷を直すことができるのです。昔のように小難しく根気のいる作業は必要ありません!
では、まず傷を直すにあたり、必要な準備をご紹介していきます。
まずは、傷の状態を確認しましょう
まず最初に確認していただきたいことは、あなたの愛車についてしまった傷は『自分で直せる傷』であるかということです。
今回はワックスやコンパウンドでの研磨、簡単な塗装で直せる傷を対象とした修理方法をご紹介しますので、
この2つの条件を満たした傷であるかをチェックしてください。
ワックスで磨いた際にタオルや砂利などでついてしまった細かな傷は傷とりクリーナーワックスで直しましょう。
それより深く、はっきりと見える傷はコンパウンドと呼ばれるスポンジ状のヤスリと塗装スプレーを使用して消していきましょう。
条件を満たさない大きな傷であっても自己修理は可能ですが、仕上がりの質を考えるとやはり板金工場にお願いするのが得策です。
また、これから説明する修理法はあくまでも素人が出来るレベルでの補修となります。
新品の時のようにキレイな状態にしたいは、板金工場に修理を依頼しましょう。
さて、ここからいよいよ具体的な修理方法をご説明します!
ワックスがけや洗車機でつけてしまった細かい傷は『傷消しワックス』で!
傷消しワックスには2種類のタイプがあります。
研磨成分が入っているため、傷のくぼみを研磨することで見えにくくします、(歯磨き粉のイメージで)またシリコン系でその傷の上から埋めるためさらに傷が目立ちにくくなります。ワックス効果がなくなっても傷は目立ちにくいです。
②固形タイプ
主にシリコン(アクリル系など)で埋めるタイプです。傷自体を消しているのではないため、ワックス効果がなくなると傷もまた見えてきます。研磨剤がはいってないため、傷は落ちませんが、水をはじく効果はハンネリより強いです。
おすすめは①タイプのリンレイの傷消しWAXふき取り不要。
やわらかいタオルにワックスつけ、磨いていくだけでみるみるうちに傷が消え、ピカピカのボディがよみがえります!約1cmのワックスで30cm×30cmの範囲に使用可能。傷が多い場合はワックスを少し多めにとって磨いていきましょう。
パッケージには『ふき取り不要』とありますが、条件によっては拭きムラや太陽光による日焼けが起きる可能性があります。ワックスをかけた後はやわらかい布でふき取りましょう。
傷消しの方法は動画でも紹介されています。こちらも参考にしてみてください。
ごく浅い傷は磨くだけで直る!
爪でひっかいたようなごく浅い傷はコンパウンドシートと液体コンパウンドで磨くだけで傷を目立たなくすることができます。
コンパウンドは小キズを取ったり、補修塗装後の磨き仕上げにと、多目的に使える補修の必携アイテムです。クリーム状・または液体のものがあり、便利なシートタイプのものもあります。コンパウンドの研磨粒子が補修塗装面を転がりながら徐々に表面を研磨していきます。細かい研磨粒子で磨けば磨くほど、より平滑で滑らかな鏡面仕上げに近づけることができます。
では、さっそくやり方を説明します!
①まずは車の汚れを落とします。小さな砂利などの汚れにより、さらに車を傷つけてしまう恐れがあるからです。クリーナーを使用して確実に汚れを落としましょう。
②3種類のコンパウンド(粗・細・極細)を使い、塗装がはげないように、少しずつ様子を見ながら根気よく磨いていきましょう。
③作業が終わったら、必ずワックスをかけましょう。コンパウンドをかけたあとは表面が削れ、ワックスが完全にとれた状態になっています。
バンパーによくつく『こすれ傷』はスプレーで塗装しよう!
今回は塗装にSOFT99の「タッチアップペン」と「エアータッチ」を使用します。
①まずは車の汚れを落とします。小さな砂利などの汚れにより、さらに車を傷つけてしまう恐れがあるからです。水洗いをした後、クリーナーを使用して確実に汚れを落としましょう。
②タッチアップペンをよく振ったあと、エアータッチに装着します。エアータッチを傷から6~10cm離して、傷と並行に動かしながらスプレーしていきます。
③仕上がりにこだわりたい方はカラーペイントが乾ききらないうちにすぐ、塗装した部分より少し広い範囲に液ダレがでないよう少しずつ様子を見ながら「仕上げスプレー」をスプレーしてください。塗装の境目をぼかし、ツヤを出すことができます。
一度に厚塗りしようとすると液ダレの原因になります。時間をかけて数回に分けて塗り重ね、徐々に傷を隠していくのがコツです。
動画での説明もあるので、こちらも参考にしてみてください。
自分で傷を直して、あなたの愛車もピカピカに!
いかがでしたか?
どれも「意外とカンタン!」と思えるものばかりでしたね。
自分で傷を直すことができれば、愛車にかけるメンテナンス費を抑えることができるというメリットもあります。
今、愛車の傷を見て見ぬふりしているあなた!ぜひ、自分で出来る傷消し法を実践してみてください。
画像出典:www.99kobo.jp
コメントする