忘れがちだけどやっぱりこわい車上荒らし
みなさんはこれまでに、
車内から物品を盗んでいく「車上荒らし」の被害にあったことはありますか?
車上荒らし被害にあうなんてことは確立としてみれば非常に少ないので、
普段なにごともないと、それほど防犯のことは意識しないものです。
ですが、朝車に乗ったらあたり一面に割れたガラスが散らばっていて、
車の中においておいたものが持ち去られていた時の驚きと恐怖は、
言葉で言い表せないものがあります。
この記事を読んでいるそこのあなた!
ぜひこの機会にどんな車が狙われてしまうのか、しっかり覚えていってください。
知っておきたい「狙われやすい車種」
よくトヨタ車は車両盗難にあいやすいという話を聞きますが、
車両荒らし被害においても「狙われやすい車種」という物があります。
2014年11月の車種別の車上荒らし被害ランキングはこのような順位になっています。
プリウスはなんと3年連続で1位、流通台数が多いのも理由のひとつですが、
車上荒らしが狙いやすい特徴があると言われています。
それがこの窓のサイズ!車上狙いの犯行は多くの場合窓ガラスを割って車内に侵入するため、窓が小さいと犯行が目立ちにくく狙われやすいのです。
もちろん上記の車種だと絶対狙われるという訳ではありません、
最近ではサイドミラーやホイールなどを盗っていくというケースも多いので、
どんな車種であれ防犯対策をしっかり施しておくに越したことはないでしょう。
車種だけじゃない、車内もしっかり見られている!
うちの車には盗ってもどうしよもないものしか載せてないし大丈夫ね~。
・・・なんて気を抜いてはいけません。売っても対してお金にならないような物でも盗んでいくのが車上荒らし。
車上荒らしに狙われやすい車の2つ目の特徴、それは車の中に荷物を載せたままの車です。
被害最多はやっぱりカーナビ
車内の盗難で被害が最も多いのがカーナビ。
特にポータブルタイプのカーナビは他の車でも使えますし、
売ればそれなりのお金になるので狙われやすいのです。
かといって備え付けのカーナビなら大丈夫かというとそうでもありません。
無理やりもぎ取られてしまうというケースも少なくありません。
車内の忘れ物が車を危険にさらしている
車の中に忘れ物をして家まで帰ってしまい、
面倒だし明日も乗るからいいわとそのままにした経験のある方も多いと思います。
実はこの行動がとても危険なのです。
とくにバッグやポーチなどの貴重品が入っているようなものや、
お子さんが置き忘れた携帯ゲーム機などは車上狙いから見たらお宝です。
もし置き忘れてしまった時はなるべく早く回収しておきましょう。
日頃車内で使う物もできれば置きっぱなしにしない
運転中に流すCDやECカード、ちょっとした小銭など日頃から使用する物であっても、
できれば車内に置いておかないのがベストです。
CDなんてわざわざとらないでしょと思うかもしれませんが、
世の中にはぼろぼろの地図をわざわざとっていくような輩もいるのです。
持ち帰らないにしろ、ダッシュボードや窓から見えない部分にしまっておくようにしましょう。
とられやすい駐車場所や時間帯がある
泥棒というと夜人目のないところでこっそり・・・というイメージですが、
車上荒らしが起こりやすい場所や時間帯もぜひ把握しておいていただきたいポイントです。
車上荒らしされやすい時間帯はやっぱり暗い時間
車上荒らしが起こりやすいのはやはり、22時から4時の夜から明け方にかけてです。
約6割の車上荒らし被害がこの時間帯に発生していると言われています。
車上荒らしが起こる現場は意外にも・・・
もっとも車上荒らしが起こりやすい場所は意外にも自宅駐車場!何と被害件数の内4割を占めています。自宅の目と鼻の先だからということで、前述したように貴重品や忘れ物をそのままにされていることが多く、狙いめとなってしまっているようです。
また、レジャー施設などでも貴重品や高価な物品を狙った車上荒らしがおこる傾向があります。
人が沢山要るから大丈夫、と気を抜いてしまわないように気を付けたいですね。
しっかりとした防犯対策で安心のカーライフを
ここまで読んで、狙われやすい車の特徴に当てはまっていた・・・という方は、
ぜひ愛車の防犯対策を見直してみてください。
日本では年間に約5,000件ちかい車上荒らしが起こっています。
まずは簡単にできる防犯対策から初めて、愛車をしっかり守ってあげてくださいね。
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